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iTero Elementが納入されたので触ってきました。

2017年9月24日インビザライン, 矯正治療

エムアンドアソシエイツ矯正歯科にiTero Elementが納入されたので、さっそく触ってきました。 日本でインビザラインの印象をデジタルスキャンしようと思うと、これまではiTeroかシロナのセレックオルソを使わなければなりませんでした。どちらも最新型とは言いがたい状況でしたので、インビザラインをたくさんしている日本のドクター達は、iTero Elementが日本で発売されるのを心待ちにしていたのです。

日本では最新機種のiTero Elementですが、海外では2年前から発売されていました。最初に見たのは2015年秋にバルセロナで開かれたインビザラインヨーロッパサミットです。ただ、ハードウエアは同じでも中のソフトウェアはかなり改良が進んでいるとのことで、精度、速度ともに向上しているようです。

iTero Elementにはデジタルオルソのメリットを活かした、プログレスアセスメントとアウトカムシミュレーターが搭載されています。どちらも従来の矯正治療では感覚に頼っていた部分を補ってくれるので、非常に有用です。

アウトカムシミュレーターを使うと矯正治療前と治療後の変化をその場で確認することができます。言葉だけの説明ではなかなかイメージしづらかった矯正治療後を、直感的にイメージすることができので、気になる歯並びがどのようにキレイになるのか、その場で矯正治療方針を相談することができます。患者さんもわかりやすくなってメリットがあり、、こちらもすぐにわかってもらえるのでとてもありがたい機能です。

プログレスアセスメントは、クリンチェック治療計画と実際の歯の動きを比較する機能です。インビザライン矯正は、クリンチェック・ソフトウェアを使って歯の動きをシミュレーションし、治療計画を立てます。クリンチェックは優れたシミュレーションソフトウェアですけれど、人間の体を完全に再現することはできなくて、現実の動きと差が出てきてしまいます。いままではその差を目で見て判断してきましたが、iTero Elementのプログレスアセスメントを使うと、目視ではわからない精度でシミュレーションと現実との差を比較することができます。これもすごくありがたい機能です。